毎日更新すると意気込んでスタートしたものの、既に3日サボってしまいました…。
毎日更新する人、ほんとすごいですね!尊敬します!
さて今日は、「スタッフを増やそうかどうか悩んでいる電器店の方へ」というお話です。
最近、この手の話を結構耳にするので、僕なりの思うところや、体験談を書いてみます。
スタッフを増やすメリットとデメリット
たくさんあると思いますが、とりあえず代表的なものを…。
【スタッフを増やすメリット】
- (ある程度の経験を積むと)店全体として仕事をこなすスピードが上がる。
- それに伴い、売上が上がる。
- 程よい緊張感が生まれる(特に、現在家族のみで経営しているお店)
- 職場の雰囲気が変わる(特に、現在家族のみで経営しているお店)
【スタッフを増やすデメリット】
- 仕事を教える必要が出るので、既存スタッフの能率が落ちる。
- 潜在化していた大小様々な問題が顕在化してくる。
- 固定費が増える。(人件費、通信費、車両費等)
- 既存客からクレームが出てくる(サービスの品質に差が出る)
僕の場合、数年後に間違いなくやってくる両親の引退を考えたときに、最低でも正社員が4名ほどいないとその穴をカバーできないと考えていました。
そこで、4年前に社長になりすぐ募集をかけて、その年度に初めて自分で男子従業員を1名採用。新卒で、当時21歳でした。
このときは僕が1人で面接して、応募者に負けないくらい僕も緊張していたのを覚えています(笑)
面接官なんて、したことありませんからね。思い出深い面接です。
その時点で、男性4名(僕、父、従業員2名)、女性2名(母、妻)の合計6名。
その後、男性従業員を1名採用するものの1年半で退職し、補充で1名すぐ採用するも4ヶ月で退職。
女性は、フルタイムのパートさんを1名、9-15時勤務のパートさんを1名採用して、今は男性4名、女性4名の合計8名です。
一番多いときで9名になったわけですが、人を育てる仕組みが出来ていないまま、とにかく勢いとはやる気持ちで採用を続けていたので、退職者が出てしまったんだと思います。
従業員が辞めたときは会社も自分も否定されたような気がしてさすがに落ち込んで、最終的には
「最近の若いやつはダメだ!」
と人のせいにしていましたが、本当はそうではありませんでした。
従業員を育てる仕組み、スタッフがこの仕事を続けていきたいと思える仕組み、その他の色んな仕組みができていなかったんです。
正直言って、今もできていませんが…。
お客さんや店のことばかりじゃなく、一番身近なスタッフのことをもっと気にかけないといけない。
2名の退職を経験して、気付かされました。
まだまだ改善の余地ばかりですが、大企業のように腰を据えてじっくり改善計画を練っているわけにもいきません。
小さい小さい会社なので、「走りながら考える」しかありません。
採用以前に、どんな店(会社)にしたいのか?
スタッフを増やすかどうかは、結局のところ自分が店(会社)をどうしたいのかに尽きます。
- 規模を求めず、家族でのんびり生活できるくらい稼げればいい。わずらわしいのはいやだ。
- 子どもが継ぎたくなるような立派な会社にしたい。
- 実業家として、どこまでやれるか試してみたい。
- 大金持ちになって、高級車に乗って立派な家に住んで早くリタイヤしたい。
- 事業拡大して、大企業に就職した同級生たちを見返したい。
などなど、その他にも人それぞれ色んな考え方があると思います。
「忙しくなってきたから人を増やそうかな」ではなく、もう一度ここを考えてみてはどうでしょう?
ハローワークはすぐにでも出そう!
(スタッフを増やしたい人向けです)
時々、
「ハローワークに求人出そうかなあ…でも人件費がなあ…出しても応募あるかなあ…」
と悩んでいる方がいます。
その足で、すぐにでもハローワークに行って求人を出しましょう!
今の時代、ハローワークに求人を出したからと言って、そんな簡単に応募はありません。
うちも半年くらい面接すらありません(泣)
また、応募があっても自分が採りたい人だとは限りません。
「『この人だ!』と思えるような人が現れたら採用する」、くらいのスタンスでいいと思います。
「書き方がわからない」という方も、とりあえずハローワークに行きましょう。
親切丁寧に教えてくれると思います。(多分)
スタッフと働くのは楽しい!
スタッフが少しずつ増えて、一番感じたのはこれです。
家族で働くのが好きな人もいると思いますが、僕は家族以外の色んな人と仕事をする方が新鮮で、色々な気づきがあって、刺激があって楽しいです。
得意なこと、苦手なこと、考え方、みんなバラバラでも協力し合って一つの店を切り盛りしていくのは、なんとも言えない面白さがあります。
この面白さや、新たな出会いを求めて、今も募集をかけています。
取り留めもなく書きましたが、何か1つでも、スタッフを増やそうかどうか悩んでいる電器店の方の参考になれば幸いです。
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