当店は、ニュースレター「はとポッ報゜(はとぽっぽ)」を発行しています。
我ながら素晴らしいネーミングセンス(笑)
2006年1月から毎月欠かさず書いて、今月で118号。あと2ヶ月で丸10年です。
正直言って、こんなに続くとは思っていませんでした。
かと言って、「もう辞めよう!」と思うことも今までありませんでした。
「はあ…今月のはとポッ報゜、いい加減に書かないと…。でも時間ない…。しんどい…。」
という日は何度も(というかほぼ毎月)ありましたが、なんとか続いています。
他の業界はわかりませんが、電器店でニュースレターを出している(or出したことがある)お店は多いと思います。
数年前に某メーカーが
「かわら版でどんどん情報発信していきましょう!」
と提案した時期があり、「まあとりあえずやってみっか」と、結構広まりました。
・・・が、そのとき始めたお店で、今も続いているのは半分以下、3分の1、もっと少ないかもしれません。
続かない理由は、おそらく以下の三大理由に落ち着きます。(独自調査)
- 忙しくて書く時間がない。
- 書くネタがない。
- 配る暇がない。
確かに納得の理由です。僕もこの3つのうち、時間とネタの問題には今も悩まされます。
でも、なぜ続くのか?
まず、「ニュースレターは電器店のような小規模零細には超重要ツール」です。
これは、ニュースレターを始めたときにはわかりません。
しかし、1年くらい経つとだんだんわかってきて、
3年経つと、「やめるなんてとんでもない!ニュースレター無しでやっていくなんて無理!」となります。
そのくらい、ニュースレターは超重要ツールです。思いつくだけでもこんなにいいことがあります。
- 今まで取引のない方でも、どんなお店か分かるので問い合わせしやすい。
- 普段お付き合いのある方に様々な情報を発信できる。
- 何かあったときに、当店のことを思い出しやすくなる。
- 価格入りチラシと違い、店やスタッフとお客さんの心をつなぐサポートになる。
むちゃくちゃいいでしょう!
超重要とわかっていれば、多少しんどくても続けざるを得なくなります(笑)
「忙しくて書く時間がない」
よく言われることですが、『忙しい』は理由になりません。僕がいつも思うのは、超ビッグショップの先輩も、1日は24時間です。
「自分はあの人よりも忙しいのか?」といつも考えます。忙しいわけがないです…。
「書くネタがない」
僕も毎月悩みます。コツは、日々の仕事で写真をたくさん撮る。プライベートでもとにかく撮る。
そして、ネタを思いついたら紙でも携帯でもいいのですぐメモる。
あとは……写真を大きく載せれば文字数は少なくて済みます(笑)
「配る暇がない」
当店は中学校校区全戸に配布しているので、配る枚数が比較的多いです。(約4,500枚)
これだけあると、パートさんだけでは配りきれません。
そこで、シルバー人材センターにポスティング業務をお願いしています。
町ごとに1名のシルバーさんが配ってくれるので、大体7日もあれば配り終えます。
お金はかかりますが、人に任せられるところはどんどん任せたほうがいいと思います。
また、ニュースレターのお話をしたときによく聞かれることは…
「ペースは?」
隔月とか4ヶ月に1回とか色々ありますが、僕は月1回を強くおすすめします!
理由は、そのくらいのペースでないと店のことを忘れてしまうからです。
僕はいきなり月1回から始めたのでそれほど抵抗ありませんが、
今、隔月とか4ヶ月に1回の方は結構キツいと思います。
が、月1回を強くおすすめします!
「枚数は?配布先は?」
当店は中学校校下全戸と、それ以外の既存のお客様に配布しています。
電器店は地域密着なので、世帯数にもよりますが少なくとも小学校校下、
田舎なら中学校校下に配布するのをおすすめします。
結構印刷コストを聞かれますが、大したことありません。
当店はネット印刷を利用していて、「B4両面カラー 4,500枚 2つ折り 4営業日出荷」で、23,000円ほどです。
これにA4チラシを3枚ほど挟むので、1セットあたりのコストは約12円。
ニュースレターの効果を考えると激安です。
既に1500文字を超え、結構長くなってしまったので今回はこの辺で…。
ニュースレターを出す電器店が増えて、
その電器店のお客さんが増えて、
お店もお客さんも幸せになってほしいですね!
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