こんにちは、杉森です
先日、京都のお店からお店見学&研修会にお誘いいただいて、日帰りで参加してきました。
研修会と言ってもメーカー主催の商品研修ではなく、お店も場所も年齢もバラバラの数名が声を掛け合って開催した、自主的な研修会です。
テーマは、「新時代に向けた地域店の在り方の情報共有」。
タイトルの通り、誰かが講師役をするわけではなく、日頃自分が考えていること、悩んでいることを共有し、解決までは至らなくてもヒントを得ることが目的です。
毎日、決まったメンバーで毎日を過ごしていると、どうしても井の中の蛙になりがちなので💦
まずは、てくのハウス株式会社さんの会社見学。
新規事業の「はにかむ」も見学させていただきました。
その後、会場を移して意見交換会。
業務のこと、採用のこと、事業承継のことなど、同じ悩みを抱える者同士で盛り上がりました。
懇親会も大いに盛り上がり、研修会は大成功で幕を閉じました。
今でこそこういう自発的な研修会はめずらしくありませんが、20年前、僕が業界に入った頃は全く違いました。
同業者同士で情報交換をするどころか、
- あそこの店が極端に安く売っている。けしからん。
- あそこの店にお客を取られた。
と聞こえてくるような状況でした。
確かに、量販店が無かった時代は地域店同士がライバルになるのは自然なことです。
しかしその後、量販店がどんどん増え、地域店同士がいがみ合っている場合ではなくなり、さらにネット販売や海外家電まで出てきて、その上、店主の高齢化や後継者不足、地域店減少の時代に入り、時代は大きく変わりました。
今は、自分の店をどう守るかはもちろん大事ですが、
- 「地域店という業態を業界全体でどう守っていくか」
- 「小売がネットとイオンだけになって地域店が無くなれば、困る人がたくさん出てくる」
- 「地域の暮らしを守るためにも、我々地域店の業態を残していこう」
このような考えが、今の二代目三代目の共通認識じゃないかと思っています(勝手に)
なので、お店同士は良き相談相手であり、近場なら良きビジネスパートナーとして協力するのが一番だと思います。
はとやはこれからも地域店同士で連携を取りながら、お客様とスタッフの「暮らしを守り、たのしいをつくる」ために頑張ります!
今回の研修を企画していただいた、妹尾さん、牧野さん、ありがとうございました。
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