壁だけ塗ってもダメな車庫塗装

能美市大浜町で、車庫塗装のご依頼を頂きました!

見に行ってみると、このような車庫でした(Googleストリートビューより)

壁はリシン吹き付けで、かなり塗装が落ちている状態でした。

(リシン吹き付けのイメージ)

しかし、壁よりも重症なのが屋根でした。

おそらく、建てたときに普通の塗装だけしてあったのでしょう。

今は塗装はほとんど残っていなくて、そこらじゅうクラック(ヒビ)だらけ。

お客さん自身でコーキングを打ったあとがありましたが、クラックが多すぎてどう見ても防水できていない感じです。

大きいクラック。

屋根の端っこ(角部)も結構割れています。

ここから水が入るとどうなるか。

軒裏がこうなります。

水が浸入する → 中の鉄筋が錆びて膨張する →

→ コンクリートが割れ落ちる・塗装がはがれ落ちる

写真のように、欠損がひどいところは左官工事で直します。

そして今回追加でご依頼いただいたのが、こちらの電動シャッター。

カードリモコンが壊れたのでメーカーに問合せたら、もう作ってないとのこと…。

シャッターボックスの底板がほとんどなくなっているほど傷んでいたので、これを機に取り替えることになりました。

ご主人が時々塗装されていましたが、もう限界が…。

外壁塗装は、アステックペイントの超低汚染リファイン1000Si-IRを選んでいただきました。

色は今の色に近い、ミッドビスケットの三分艶です。

まずは高圧洗浄で、汚れと取れかけている塗膜を落とします。

屋根の防水塗装が終わりました。

「ポリマーセメント系塗膜防水」という工法です。これでもう屋根から水が入ることはありません!

電動シャッターはきれいさっぱり撤去しました。

シャッターを撤去したタイミングで塗装スタートです。シャッターボックスが無い間に、シャッターボックスの上の軒裏を仕上げます。

1日、車庫がオープン状態になるので、防犯上ブルーシートで塞いであります。

翌日、電動シャッターの取替が終わりました。むちゃくちゃ静かです。

アンテナは内蔵なので、見た目もスッキリです。

外壁周りは、左官で軒裏を補修してから下塗りをします。

このあと、リファイン1000Si-IRを2回塗って、完成です!

あれだけボロボロだった軒裏が、きれいに元通りになりました!

後ろから見た様子です。

電気メーターのパイプは一旦取外して塗装したり、メーター板の裏もきちんと塗ってあります。白い丸は、エアコン用?の穴を塞いだ穴フタです。

今回のケースは屋根がわかりやすくいたんでいましたが、

防水は、屋根、壁、もっと言うと、仕上材(瓦や外壁材)、防水シート、板金、サッシ、雨樋などなど色んな要素が絡んでくるので、結構気を使います。

思い起こせば、去年は結構雨漏りの相談が多い一年でした。

無事全ての雨漏りは解決しましたが、原因究明がややこしい雨漏りはこれから絶対出て来ると思います。

というわけで、「雨漏り診断士資格認定試験」を受験します!

電気工事士のような国家資格ではないので、資格を持っているからと言って何かができるわけではありません。

それでも、経験だけに頼らず、基本からしっかり勉強することで雨漏りのスムーズな解決につながると思って受験を決めました。

以前取得した、「外壁診断士検定試験」と同じような感じです。

…。

…。

これは……

画像変えたほうがいいです。絶対!

外壁診断士のイメージにクラックが入ります!(笑)

なんか話が違う方向に行ってしまいましたが、当店に外壁塗装工事をご依頼いただき、ありがとうございました!


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